みなさんに馴染み深い病気、頭痛について説明したいと思います。
言葉の通り、「頭」の痛みですよね
では、頭痛にはどんな種類があるか分かりますか?
命にかかわる頭痛
筋緊張性頭痛や片頭痛、群発性頭痛の一般的なものから、くも膜下出血や脳出血、髄膜炎、慢性硬膜下血腫など重篤なものがあります
なので、ごくごく一般的な頭痛にも命にかかわる頭痛があるので注意しましょう!
まずはその頭痛が危ないものか、そうではないかを調べましょう!
くも膜下出血・脳出血・髄膜炎・慢性硬膜下血腫などの疾患が原因の場合は脳や脊髄の疾患ですね
危険な兆候
- 今までに感じたことのない激しい頭痛が突然生じた場合は、くも膜下出血の可能性がある。
- 頭痛と手足のまひやめまいなどの症状ががあったら、脳腫瘍や脳卒中などの疾患が疑われる。
- だんだん痛みが増す頭痛や、早朝から朝方にかけて生じる頭痛には脳腫瘍が潜んでいる可能性があり
- 発熱がある場合も髄膜炎や感染症の可能性があり
上記の症状がみられる場合は、すぐに病院に受診することをお勧めします。
くも膜下出血
脳を守る3層の膜(外から硬膜・くも膜・軟膜)のうち、くも膜と軟膜の間に出血が起こること。脳の動脈の分かれ道にできた脳動脈瘤というこぶの破裂によって発症することが最も多く、他には脳の血管の奇形の破裂や頭打つなどがきっかけとなる場合もあります。比較的女性に多く発症し、40代以降からリスクが上がります。
脳腫瘍
脳腫瘍は良性腫瘍と悪性腫瘍に大きく分けられる。良性腫瘍と悪性腫瘍では発症する部位が異なり、腫瘍が増える速度は良性の方が遅い。脳腫瘍の患者数は1万人に1.5人程度とされ、全世代に見られるのが特徴。
脳卒中
脳梗塞、脳出血をまとめた病名。高血圧の人が起きやすい。脳の血管が詰まったり、破裂して起きることが原因。高血圧は動脈硬化になりやすく、脳の動脈を弱める原因になる。他には、高脂血症、糖尿病、不整脈も脳卒中を起こしやすくする
治療法
危険な頭痛はもう病院の先生に頼るしかありません。くも膜下出血なら手術の可能性あり。脳腫瘍や脳血管障害なら投薬がメインになる可能性あり。どちらにしても病院で診てもらい、先生の治療法を聞きましょう。
次からは命にかかわらない頭痛について詳しく説明します。
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